不動産は、様々な活用法があります。例えば、土地を持っている場合は誰かに貸すことで賃貸料を貰うことも出来ますし、その土地の上にアパートやマンションを建てて貸すことで、土地の時と同様に賃貸料を貰うことが出来ます。土地の賃貸と違うのは、その部屋数によって大きく収入が増えることにあります。ただ、アパートやマンションを建てるにはそれ相応の資金が必要となる為、簡単には建てることが出来ません。また、不動産には住居も含まれ、その活用法は先述した賃貸であったり自分の住居とすることになります。しかし、それ以外にも一応活用法はあります。それは、売却してしまうことです。賃貸にすることが不可能な場合や、自分の住居が他にある場合は意味もなく不動産を所有していても固定資産税がかかるだけです。ならば思い切って売却しお金を得ることが最善の選択と言えるでしょう。
不動産売却時の注意点について
不動産の中でも中古住宅を売却する際の注意点について説明いたします。不動産会社に物件売却を依頼し、購入希望者が付いた場合、売り出す物件を実際に見学しにやってきます。その際に物件の第一印象が重要になりますので、部屋中の片付けし、整理整頓するだけでも室内が広く見え、また照明器具を少し変えるだけでも部屋の印象をよく見せることができますので、是非実行してみましょう。時期的な注意点としては、一般的に不動産売買が活発になる2月~3月をターゲットに売り出す準備を進めることが重要です。これは一年の中でも春先は新年度が始まるため人の移動が活発になるためです。そのため2月~3月の時期に物件の価格は高値になりますので、検討や手続きのための機関を考慮すると、最適な売出しの開始時期は11月~12月頃となります。物件見学の案内の際は、売主自身の外見など、印象が不動産売却に大きく関連することがあります。また売出す物件の魅力や利点をよくまとめておき、買主からの質問には積極的に、真摯に答えることが重要です。
不動産の売却は諸費用を考えておきましょう
不動産というものは、上手く活用すれば大きな資産となるものです。ただ持っているだけで活用しない場合は固定資産税が必要となりますし、維持するのにもお金がかかります。雑草が生えれば抜き、住居なら傷んだ所を補修する必要があります。それでは勿体ないので必要がなければ売却しようとする人もいるでしょう。しかし、それでも実際には諸費用が必要となってきます。仲介を依頼した不動産会社へ媒介契約に基づいて支払う仲介手数料や土地を実測して引き渡す場合に必要となる測量費用、また古家がある土地を更地にして引き渡す場合には建物の解体撤去費用というものがかかってきます。なので、ただ売却すれば必ず大きな利益を上げれるというわけではありません。各費用を計算に入れて売却することが大事になってきます。逆に言えば、そういう諸費用が必要なことを理解していれば、うまく立ち回れるということです。なのでまずは勉強をしておくようにしましょう。